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2024年 01月 03日 (水)
09時 00分 LIVE
すでに終了した行事です
新春対談!新しい領解文|玄照寺
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行事説明
「新しい『領解文』が発布されてから、1年が経とうとしています。その間、混乱の中様々な議論がなされました。ネット上での議論はその殆どが「反対」と言える中、この問題を少しでも積極的に捉え直し、伝道の力にしていくことは可能なのでしょうか。今回、ケネス田中師より「話したい」との提案をいただき、改めてこの問題について語り合いたいと思います。
チャット欄での意見表明、質問を歓迎します。
ケネス田中師
テーマ:
新しい『領解文』を通しての生活論の充実 ― より多くの人々の幸せを目指して
新しい『領解文』は、浄土真宗が抱えている種々の課題を露わにしました。例えば、今日、僧侶になる人の中には、どのくらいが在家出身者でしょうか?また、近年どのくらいの若い世代が浄土真宗の門徒になったのでしょうか?答えは「殆どいない」と言えるようです。その原因の一つは、素晴らしい親鸞聖人の教えが現代人によく伝わっていなと言えます。そのためには、信心・往生を中心とした教えに基づいて、日常生活に活かされる「生活論」をより充実したものにしなければならない。タイタニック船が沈没しないように、船の中の家具を整えることだけに力を入れないようにするべきです。本願寺の繁栄を願い、真摯な議論を通してより良い方向を目指すべきです。新しい『領解文』を反対・賛成という枠の中でだけで評価するのではなく、今の硬直状態をどう打破し、良い方向に持っていくことを目指すべきです。
略歴:
1947年山口県生まれ。シリコンバレー育ち。アメリカ国籍。東京大学(仏教学修士)、カリフォルニア大学(仏教学哲学博士)。1978年得度及び教師。現在、武蔵野大学名誉教授。元本願寺総合研究所委託研究員。国際真宗学会前会長。『真宗入門』(法蔵館)、『目覚めるアメリカ仏教』(武蔵野大学出版会)など。
寺澤真琴師
テーマ:
分別知・宗教・言葉について語る
略歴:
1962年滋賀県生まれ。東京工業大学(工学修士)、日本合成ゴム(現JSR)、気象予報士、本願寺派教学研究所講師、近畿大学講師、本願寺派布教使。滋賀県清徳寺住職
深水顕真師
テーマ:
宗教教団内で新たな「聖典」が創作され受け入れられるためには、その「聖典」が社会や文化と巧みに同期しなくてはならない。今から100年前、親鸞聖人御誕生750年を記念して公募によって作成され、現在も様々な行事や儀式で歌われる「真宗宗歌」は、その同期の成功例であるといえる。
創作「聖典」というべき「真宗宗歌」と「新しい領解文」を比較することで、1世紀を超えて重用されるために何が必要なのかを検討していきたい。略歴:
1970年広島県生まれ。九州大学文学研究科(宗教学専攻)、広島大学社会科学研究科(社会学専攻)いずれも博士後期課程単位取得退学。元日本学術振興会特別研究員、広島文教大学非常勤講師、浄土真宗本願寺派布教使。広島県専正寺住職
司会:瓜生崇(真宗大谷派玄照寺住職) -
講師
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主催
浄土真宗の法話配信 (指定しない)
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ライブ配信
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会場地図
玄照寺
滋賀県東近江市御園町441 -
問い合わせ
0748234400 電話をかける
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参照URL
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注意事項
Youtube配信のみです。
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登録:猫住職
更新:2023-12-26 14:36:08
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